ホーム > 入札を基本とした土地活用 > グレードが高く、デザイナーズセンスの優れた建物が特長
入居者を引き付けるデザイン
首都圏の賃貸マンションの入居者層は自宅を購入するまでの20代から30代が主役です。
一方彼らはテレビドラマの主役が生活するような住まいを実は求めていますが、彼らが希望するマンションはほとんど実際には見当たらないのが現実です。実際には彼らが求める住まいと現実は大きくかけ離れているのが今の賃貸住宅事情といえます。
私たちが手掛けたマンションにおいて、竣工後に入居者にアンケートをとり、入居の理由、気に入った点、気付かれたことなどをお聞きすることがありますが、やはりデザインは大変大きな入居動機でした。
弊社では本格的なデザイナーズマンションも手掛けますが、入居者に偏りがでやすいことから、極端なデザインよりも少し落ち着いた仕様にして、一般の入居者も入りやすいデザイナーズテイストを利かせた賃貸マンションを提案しています。
建物が完成するまでは多少苦戦している募集状況でも、竣工前に建物を囲っていたシートがはずれ、外観や建物内を見ることができるようになったとたんに入居者が即決に近い状態で契約していただくことが多いことも私たちの作品の特長です。
これからはただ単に企画マンションを建てればよいという時代ではなく、入居者の選別に耐えうるものを作り、他の物件と差別化することが重要であると私たちは考えています。
建物を陳腐化させないグレードとひとつひとつが独自のデザイン
時とともに古くなっていく建物。そのような建物を極力陳腐化させないように、使用する材質なども吟味して必要に応じ設定していきます。
また、計画敷地はそれぞれ千差万別です。その特徴に合わせ、他の建物との差別化を図る工夫が必要になります。敷地に決まったスケールの箱を詰めるような建て方ではなく、その敷地を活かす建て方がある筈です。私たちはそのようなことを丁寧に検討することによりひとつひとつにオリジナリティを持たせるように心がけています。
構造、設備、仕様もしっかり計画
私たちは、入札前に細かく使う材料、設備機器などを細かく決めて図面や仕様書を作成、建設会社が工事受注後に工事費を調節するために仕様を下げるなどないようにしています。
一方、最近では構造面などで建築基準法などが厳しくなってきていますが、当初より私たちは余裕を持った計画をお勧めしています。建設会社が予算を気にして、経済設計と称し、基準ぎりぎりに構造計画をおこなうというのは数年前の耐震偽造の問題を引き起こす一因でもありました。これは決められた工事予算から、いかに少しでも利益を出そうということが原因ともいえます。
私たちはまず理想とする構造、設備、仕様を先にしっかり決めた上で入札をすることを基本としていますが、それはこのような問題を避けるためでもあるのです。